き     記憶の海は ほんのり桃の香り
み     見上げるまでもなく晴天
と     遠い未来で君が生まれるときに

ち     近い未来で僕が死ぬときに
きゅ    98度の世界
う     受け止められる限界は三年前に超えている
を     をし人に染む

に     虹に吐いた溜め息
じゅ    十七と屋上と精一杯
う     嘘を見抜いた万華鏡
ご     ごめんなさいは二日後に現れる
しゅ    瞬間、涙は乾いた
う     うだるような暑さの中でも離れ(られ)ない理由

す     全ての世界が まだ灰色だった頃の話
る     ルビーを胸に輝かせて
ほ     星が千集まって太陽になったら
う     生まれ変わったときの約束
ほ     本当が見えない(この距離のせいね)
う     うんと長い口づけでお休み